iPod classicというものを知らない人もいるのでは ー
先日何気なく掃除をしていたら、存在すら忘れていた『iPod classic 第5世代 30GB』がホコリとともに出てきた。
忘れられて何年も経っているので当然バッテリー切れ。もう使うこともないとは思いながら、興味本位で充電してみたらまさかの復活。手に入れて10年近く経つなのに、当時のまま使える「ものづくり」にちょっと感動した。
このiPodは関東にいた時に手に入れたもので、iPod shuffleから買い換えたもの。30GBの容量に音楽をいっぱい入れて常に持ち歩けて、いつでも手軽に好きな曲を聴けるiPodに感動したのを覚えている。
音楽に集中する
久しぶりにiPodで音楽を聴いていて気づいたことがあった。
それは音楽に集中すること。
音楽を持ち歩くのが当たり前になったけど、僕の持ち歩き音楽環境は、iPhoneやiPadで、当然ネットや電話やメールなど、音楽に特化しない色々な便利機能が備わっている。そのせいか、『音楽を聴く』というよりも、『何かをしながらついでに音楽を聴く』に変わってしまっていた。
ところが、ネットもできない・電話もできない、『音楽を聴くことしかできないiPod』で音楽を聴くと、他のことを考えずに集中して聴けることが懐かしくて新鮮で嬉しかった。
せっかく音楽を聴くなら、その曲としっかり向き合いたい。そんなことを思い出させてくれたiPod classic。これからどれだけ使えるのかわからないけど、壊れるまで大切にしたい。